大学受験で必要とされる知識は、慶應大学ほどの難関大学になれば非常に多くがむしゃらに勉強をするという方法では合格はできません。何をどの時期に行えばいいのかについて現役慶應生の僕から、実体験も少し踏まえながらお話していきたいと思います。

1. 志望校を慶應大学に決める時期(8月~12月)
慶應大学に合格するためにはいつから勉強を本格的にスタートすればよいでしょうか?もちろん個人の学力差によって勉強しはじめる時期は異なりますが、普通に勉強をちゃんとやっている人であれば高校3年生の夏休みごろで大丈夫だと思います。部活動などを引退してから考え始めても問題ないでしょう。国立志望の人はもっと遅くても大丈夫だと思います。僕は国立志望でしたが高校3年生の11月に慶應大学を併願校として決めました。慶應大学は学部や試験形式によって出題傾向がかなり異なるのでそれにあった対策をしていくことが大切です。
ここで慶應大学の各学部について説明をしていきたいと思います。

~文学部~
外国語(150点)・地歴(100点)・小論文(100点)の3科目(計350点満点)。外国語は、英語・ドイツ語・フランス語・中国語の中から1つ選択します。特に外国語の長文のレベルは非常に高く、辞書の持ち込みが許可されているほどです(電子辞書はNG)。2時間という長い試験時間でどれだけテキストを自分なりに読み込むことが出来るかどうかが勝負になります。
~経済学部~
受験方式は数学受験のA方式(定員500名程度)と、地歴受験のB方式(定員250名程度)。A方式では、英語(200点)・数学(150点)・小論文(70点)の3科目(計420点満点)で、A方式のほうがB方式より募集人数が多いので、数学が得意な人ならA方式の方がずっと受かりやすいです。B方式では、英語(200点)・地歴(150点)・小論文(70点)の3科目(計420点満点)。地歴は世界史・日本史から1科目選択。入学後も他大学に比べて数学を重視して学びます。留年率も高く、数学が苦手な人は入学後も苦労するかもしれません。
~法学部~
外国語(200点)・地歴(100点)・論述力試験(100点)の3科目(計400点満点)。どの科目も非常にレベルは高いですが特に論述力試験は国語の現代文では出題されないような法学・政治学系の難しい課題文が出題されます。慶應文系の最難関学部です。
~商学部~
数学受験のA方式(定員560名程度)と、数学の代わりに論文テストが課されるB方式(定員140名程度)。A方式では、英語(200点)・数学(100点)・地歴(100点)の3科目(計400点満点) で慶大の中でも最も入試倍率が低く、最も入りやすい学部(A方式)と思う受験生が多いですが、数学と地歴が必須のA方式では、実際の出願者のほとんどは数学・地歴が2次で必須である東大・一橋といった最難関国立大受験生で見かけ上倍率が低くても難易度差はあまりありません。
B方式では、英語(200点)・地歴(100点)・論文テスト(100点)の3科目(計400点満点)。募集人数がA方式の4分の1と極端に少なく、かなりの高倍率(7~8倍)となり、全科目で高得点を取らなければ合格は厳しいと言われています。
~医学部~
1次試験では、英語(150点)・数学(150点)・理科2科目選択(200点)の4科目(計500点満点) 。2次試験は複数回の面接と小論文が課されます。慶應医学部は、第一志望の受験生だけでなく東大理Ⅲなどの受験生の大部分も併願受験するため、合格難易度は非常に高くなっています。
~理工学部~
英語(150点)・数学(150点)・物理(100点)・化学(100点)の4科目(計500点満点)。 私大理工学系統最難関であるため、東大・京大・東工大や医学部受験生といった理系トップクラスの受験生たちも併願校として受験します。5つの学問に分かれて受験しますが、各学問によって進める学科が決まっているので自分の行きたい学科を調べて学問を選びましょう。試験問題はどの学問も共通ですが、合格最低点は異なるので気をつけましょう。
~薬学部~
英語(100点)・数学(100点)・化学(150点)の3科目(計350点満点)。格最低点は例年60~70%であり、化学の配点が高いので化学が苦手な受験生は注意する必要があります。
~総合政策学部~
Ⅰ.英語(100点)+数学(100点)+小論文(200点) Ⅱ.英語(200点)+小論文(200点) Ⅲ.数学または情報(200点)+小論文(200点)のいずれかから1つ選択するという特殊な受験形態です。採点方法は、選択した試験科目(英語+数学、英語、数学or情報)の得点が1次選考基準点に達した受験生についてのみ小論文が採点され、小論文が2次選考基準点に達した受験生に対して、選択した受験科目の得点と小論文の採点結果を組み合わせて、最終選考が行われます。小論文と選択科目どちらも基準点に達していなければなりません。
~環境情報学部~
試験形態は総合政策学部同じです。この二つの学部間の垣根はほとんどありません。少ない科目数で受験できるので小論文さえクリアできれば得意科目だけで勝負できるという強みがあります。僕の友人はセンター600点行かずに国立大学をあきらめ志望校を変えて、ひたすら小論文の勉強をしてこの学部に合格していました。

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