1月に入ったら本格的に過去問を解き始めましょう。センター試験を受験する人はセンター試験後からでも十分間に合うと思います。過去問は夏休み後などの早い時期からはじめろという人もいますが、9~11月などではまだ知識が定着していない分野が多く、アウトプットの練習よりもインプットを優先したほうが宵を思います。この時期は過去問だけでなく、前に話した参考書なども同時に復習していく必要があります。過去問は最低でも5年度分は解きましょう。国立希望の人であっても併願するのであれば3年分は解いてほしいところです。過去問を解く目的は大きく分けて3つあります。

① 問題形式になれること
慶應の試験問題はどの学部も特徴があるものが多いので、自分の受ける学部はどのような問題がどのくらいの量出題されるのかということを知る必要があります。大問ごとにどの分野の問題が出題されるのか、難易度なども知っておきましょう。このプロセスは受験する学部を決める際にも調べることですが、今度は実際に問題を解くことで感じていくことになります。各科目の配点や合格最低点、合格平均点などもしっかりと確認しましょう。

② 自分の弱点を見つけること(模試と同じ)
このポイントは模試と同じです。過去問を解いてその年の合格最低点と比べて高い、低い、と一喜一憂している人もいますが過去問を解くも目的は安心するためではないので気にせずに粛々と出来なかった問題の復習をしましょう。一冊復習ノートをつくり自分で間違った問題とその分野の復習をまとめます。翌日や、一週間後などにもう一度出来なかった問題を解きなおして確認もしましょう。直前期間といっても本試験まで一ヶ月近くあるので過去問で見つけた自分の弱点は参考書などを使ってなくしましょう。

③ 本番での戦略を考えること
本番での戦略とは、時間配分や大問ごとの解く順番、出題傾向の分析などを指します。①と②をしっかりと達成できていれば、自分がどこで得点を取れやすくどこで失点しているのかがわかると思います。合格最低点や平均点から逆算して、自分がどの科目でどれくらいの得点をとらなければならないかシミュレーションをしてみましょう。その次に各科目、大問ごとにどれくらい得点しなければならないかを考え目標点を決めます。それに応じて大問ごとの時間配分も決めていくのです。解く順番も過去問をと解いていくなかで自分に合ったものを探していく必要があります。

  実際に問題を解くときに大切なのは、必ず時間を計るということです。過去問を解く目的の③でもありましたが、時間配分は試験で点数を伸ばすためには非常に大切です。実際の制限時間内で自分がどこまでできたのかということを把握しましょう。解き終わらなかった問題は別の色のペンか別の紙に解き、勉強してみましょう。僕は過去問を解くときは昼間に問題を解いて、夕方と夜に昼間解いた問題の復習をしていました。僕の場合、理工学部の試験は一日で4科目行われるので同じように一日で4科目、過去問を勉強していました。試験が近くなると当日と同じ時間割で解くという方法でべんこうしていました。本試験に環境を近づけて過去問を解くという勉強法は緊張感を与えてくれるので、集中力を切らすことなく勉強し続けることが出来ました。浪人生の人は過去問を一通り解き終わってしまっているいう人もいるかもしれません。難易度が同じということで早稲田の過去問を解いたりするのも悪くはないのですが、英語や数学のように慶應の特色が強く出ているものに関しては、他大学の過去問を勉強するよりも一回解いた過去問であっても勉強しなおす価値はあると思います。

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